の総会と研修会が旧善通寺偕行社で開催されました。この会は行政、議会、教育委員会、学校、保育所、子ども会、老人会、婦人会、自衛隊、JA、地区労、商工会議所などなどおよそ考えられる全ての地縁組織が構成団体になっています。
確か同じような組織で「部落解放基本法制定要求国民運動善通寺市実行委員会」というのがあったような記憶があります。最近「基本法・・・実行委員会」の活動があまり聞かれないので、名称変更されたのかとも思いましたが、この会則を見てみますと日本が国際人権規約を批准した1979年からのようですから、基本法の法案が示された1985年より6年も前ですから、やっぱり良く分かりません。いずれにしても多くの参加者の下、総会と研修会が開催されました。
特に研修会では「部落問題の現状と克服への課題」を演題に、部落解放同盟中央本部書記次長の谷元昭信さんより講演を受けました。1965年の同対審以降の「国民的課題」としての取り組み、私たちは「寝た子を起こすな」ではなく「差別問題の認識を深める」ことが重要であることなど、大変分かりやすく講演いただいたと思います。