
10代の頃、初めて国鉄金沢駅前に来た時、この銅像があったのを記憶しています。
しかし今日来た駅前は新幹線の新駅含めて大改装中であり、この銅像が無いのが気になり、私は「あの杜若の銅像はどこに行ったのだ」と駅の観光協会の方に問い詰めてしまいました。
そこで、県立能楽堂の前に移設されたと教えていただきました。
結局、能楽堂には行くことはできませんでしたが、石川県議会の入り口にも同じような銅像があっておどろきました。

今の駅前はこれです⇒
なぜ金沢に「杜若」か調べてみたら、駅前の銅像の前に書いてあった文章をインターネットで見つけることができました。こうです。
「金沢市は百万石前田藩の城下町として栄え、その文化遺産は今なお余韻を残し、都市の近代化と相和し格調高い風格をもちつづけている。謡曲もその一つであり、加賀宝生として広く普及し市民生活の中に深く融けこんでいる。「杜若」は能楽の始祖世阿弥が伊勢物語によりて創作したもので、いわゆる「能」としても最も流麗典雅な舞曲である。この「杜若」の舞姿は近代における加賀宝生の重鎮二代目佐野吉之助をモデルに本市出身日本彫刻界の巨匠日本芸術院会員吉田三郎の手になるものである。これを伝統文化の香り高い市の玄関に飾るのは意義深いものがあると考える。金沢兼六ライオンズクラブ」
ふーん。