Free Gauge Trein(軌間可変列車)の略ですが、本来の英語はGauge Changeable Train(GCT)ですね。ご存じのように、新幹線と在来線では線路の幅が異なるため、相互乗り入れはできませんが、FGTなら両方の線路上を走ることができるということです。ミニ新幹線では在来線上に新幹線車両を走らせるため、多額の費用を投じて線路の幅を広げますが、FGTならこうしたコストがほとんど不要ということらしい。そこで県としても四国への導入を目指しています。

2次試作車(1次も多度津工場にある)に乗せてもらいました。説明でもありましたが、課題は「台車が重く線路が痛みやすい」ということで、3次試作車ではそれらを改良してもう完成するそうです。
岡山駅での在来線と新幹線との接続ということですが、これは大変な工事(フル規格とは比べません)のような気がします。おそらく鳥取、島根など山陰側と合わせての接続となると、私には想像は困難です。